姉へ一言。の巻
2006年11月10日
http://www.restgarage.jp/defaultService.asp?aIdx=50544
タイトル〜青いツナギ〜
姉へ。
あの袋に入っている青いボロボロのツナギ、絶対に捨てるんじゃないぞ!!!!
あれはオイラが始めて車屋に就いた時に
前の会社のBOSSから１９９９年７月９日に初めて貰ったツナギなんだからな!!
７月２日に車屋に就き、最初は勿論、雑用ばっかりで日に日に嫌になってきて
それでなんか仕事面白くないなぁ〜と思いながら帰ろうとする俺に
前の会社のBOSSが遠くから走りながらオイラを呼び止めて、息切らしながら一言。
『お前は車屋が好きか!?』って聞かれて…。
その時の気持ちを素直に話したら、
『初めはどんな事もつまんないんだよ。
俺はお前を一、バイトって言う目で見てないからな』
確か意味が分からず曖昧な返事をしたと思う。そしたら
『お前はバイトの気持ちかも知れないけど俺の中でアルバイトじゃない。
正社員だ。だから正社員の気持ちで頑張れ!!』って。
色々なバイトしてて初めて言われた言葉の様な気がして、ものスゴク感動したの。
その言葉と共に
『はい!!これ!!明日からツナギ着て来い!!』って、車屋に就いてから丁度１週間。
今、思えばその言葉で考え方が変わったんだよね。
そのツバギ着て、下っ端のオイラが車をピカピカにして商談の『しょ』の字も知らなかったから
商談は店長に任せてさ。頑張って気持ちを込めて洗車すると店長が車を売ってくれる!!
みたいな気持ちになって、ガンガン洗車してWAX掛けて
ポリッシャーなんて無かったから手で磨いて…。
そのうち、商談もしてみたい!!って気持ちになって。
そのツナギが今のオイラの車屋業界に就くキッカケになったんだよ。
ツナギ着て、
洗車すればビショビショになって、
車の下に潜ればドロだらけになって、
少し整備すればオイル汚れがついて、
初めて行かせてもらったオークション会場で走り回って汗かいて、
何処に飯を食いに行くにもあのツナギで、
楽しい事も嫌な事も全てそのツナギと一緒だったんだから。
あの当時の写真を見るといつもその青いツナギだったもんなぁ。
初めはツナギ１着しかなくて、休み明けでなるべく汚したくない時に
限って整備が入って汚しちゃって、帰って母上に洗ってもらって直ぐに乾かして…。
今みたいに好きな時に好きなツナギは決して買えなかったから。
でも初めて貰ったツナギが夏で良かったよ。
そのうちに冬になって安物のツナギを自分で買ったらサイズが少し小さくて
真冬なのに青いツナギ着てたもん。上着を沢山、羽織ってね。
その次の年の２０００年に初めてディッキーズのツナギに出会って…。
それでも青いツナギは良く着てたなぁ。もう着過ぎで生地が薄くなってたけど(笑)
そのうち、当たり前のようにツナギが買える様になって
ディッキーズのツナギは何枚も有るのにその青いツナギは今でも捨てれず…。
でも要らなくなったディッキーズのツナギは違う店の後輩にあげてるの。
大事な思い出なのよ。オイラにとって。
だから捨てないでね。
そんなに大事なら自分で持ってろ!!と言う言葉は掛けないでね。
何故なら近くにあったらその青いツナギの大事さが薄れそうだから。
だから実家に置いておきます。言い訳じゃないぞ(笑)
そのツナギを捨てようとしている姉。
BLOGを読んでいる姉に伝えます。コメントくれ!!
岡澤でした。
この記事へのコメント
(お姉さま)
分かったヾ(*´∀｀*)ノ*
ちゃんとしまっておきました。返信遅くなったのは、パソを開いてなかっただけで捨てちゃったのではないのでご安心を…
[2006-11-13 22:59:18]